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8BitDo Pro 2 コントローラレビュー

8BitDo Pro 2

レトロゲー用パッドで大変お気に入りの8BitDoが出している、アナログスティックが横並びのいわゆる「PS配置」のコントローラ。

PS配置

ボタンの表記を見てみると、右側がA(X)になっているのがわかる。

これが意外と無いんだよね…。ほとんど「XBOX配置」のコントローラなので、PS3→PS4→PC…と流れたきたゲーマーにはなかなか馴染みづらい。

もちろんXBOX配置も悪くないので慣れの問題なんだけども、例えばモンハンがこの配置だと日本人にはやっぱり違和感があるんじゃないかと思う。

比べてみる

Switch Pro、SN30

PS4、Pro 2

Xbox One、M30

 

SN30との違い

 

SN30にもL2R2と振動機能がある(!)ので、実質的な違いは「にぎり」の有無になる。S

 

SN30を持ってみるとわかるが、L2とR2は押しづらく「ないよりはマシ」程度だったのが、格段に押しやすくなっている。

(まぁ、スーファミ配置のコントローラにL2R2ボタン追加したらそうなるだろうな、という感じ)

 

そう考えると初代PSコントローラの設計ってシンプルで神がかってたんだなと思う…。

 

PS4コントローラとの違い

 

有線なのが大きい。リーチの問題はあれど、充電不要かつ軽量、通信による遅延がゼロなのは見逃せない。

Bluetooth接続だとケーブルの煩わしさから開放されるかわりに、充電と通信遅延(ノイズ対策)が気になるところ。

 

それと個人的に重要だったのが「マクロ機能」。かんたんにいうとボタンに好きな機能を「コントローラレベルで」割り振ることができる、というもの。これはなかなか便利。

 

AとBを入れ替えたり、ゲーム側にボタンコンフィグがなくても良しなに割り当てられる。

 

パドルボタン

コントローラ背面のパドルボタン。たとえばここに前述のマクロ機能を割り当てることができる。

これでレイジングストームもバッチリだぜ!

 

Steam設定を見てみる

 

Steam上ではXboxコントローラとして認識される。Xboxコントローラにないボタンは使えないので、マクロで何か割り当てるといい。

 

モンハンライズでテスト

 

モンハンワールドから流れてきた人は、やはりPS配置のパッドだとやりやすいと思うなぁ。

 

変なコントローラ何個も買うくらいなら、このクラス以上をオススメします。

パッド難民のオールドゲーマーは8BitDo M30を買え【マジで】

めちゃくちゃいい。マジでいい。ゲームやらない人も買っていい。

PC(Windows)、Switch、Android、iOS(iPad, iPhone)で使える

ざっくりした使い方。

PC(Windows)…Xを押しながらスタート長押し

Switch…Yを押しながらスタート長押し

Android…Bを押しながらスタート長押し

iOS…Aを押しながらスタート長押し

電源オフ…スタート長押し

なおそれぞれ初回はペアリングが必要である。

つまり、電源の入れ方によってどの本体とペアリングするか選べる。スゲー!!
PCでレトロゲーを遊んだあと、Switchでアーケードスタジアムを遊び、そのあと出先でiPhoneでアスファルト9をプレイしたりとかできる。やったぜ。

ラズパイでも使える

Steamはもちろんレトロゲーの神、ラズパイでも使える。
ファミコンとかスーファミができちゃう。(ROM吸い出せれば)

Raspberry Pi 3 & 4 に RetroPie を入れて遊ぶ(前編)

有線・無線両方使える

Bluetoothはノーパソで、PCは有線で…なんてこともできる。

ちなみに有線はUSB-Cケーブルである。本体に一本付属している。コスパ良し。

連射機能あり

☆ボタンを押しながら連射設定したいボタンを押すと連射可能。Switchで連射設定できるパッドあるっけ?

XInput対応

PCモードで無線接続するとXInput対応パッドとして使える。
ものすごーく平たくいうと、Microsot Storeで買ったネオジオのゲームで使える。

AndroidモードでPCとペアリングすると、DirectInput対応パッドとしても使えるらしい。試してないけど。

十字キーが素敵

画像を見てほしい。これはかの神パッドであるサターンパッドの前身、メガドラパッドではないか。
(権利的に大丈夫なのだろうか)

最大の特徴はグリリとした十字キーであろう。圧倒的にナナメ入力がしやすい。

これで!クソかたいギッチギチ十字キーとか、アナログスティックのオマケ扱いの十字キーとか、上下でメニュー選ぶ以外に使い道のないショボい十字キーとはもうおさらばである。

なにが人間工学だ!メガドラパッドのように丸く作れ!

という方におすすめしたい。

アナログスティックと振動あれば完璧じゃね?

という方。あるんだな、これが。

アーケードスティックはないでしょ?

あるんだな。

ぶっちゃけ、PCでマトモなパッドってPS4コントローラかXboxコントローラしかなくて、だけど両方十字キーがクソで(しかも高くて)、レトロゲーマーはACアダプタでクビつるしかなかった現状を変えてくれる商品かもしれない。

RetroPie 4.6 リリース!Raspberry Pi 4 サポート

RetroPie 4.6 がリリースされ、ついに Raspberry Pi 4 がサポートされた。
公式Blogによると、ほとんどのパッケージは正常に動作しているものの、一応β版という位置づけらしい。

ダウンロードはこちらから。

Download

https://retropie.org.uk/download/

インストールは過去の記事がそのまま使える。

【2019版】Raspberry Pi 3 に RetroPie を入れて遊ぶ(前編)

Raspberry Pi 4 4GB単体だとこんなもの。
しかしこれまでのケースは使えず、電源は3A必須になり、ヒートシンクもあった方が絶対にいいとなれば、キットを買うのが正解かもしれない。

発熱&消費電力が大きくて常時電源ONには向かないし、さりとてPCの代わりになるほどでもない。
RetroPie入れて遊ぶしかないっしょ!!

Raspberry Pi 3 & 4 に RetroPie を入れて遊ぶ(前編)

ミニファミコンやミニスーファミ、ネオジオミニなんかが流行って久しいが、まだまだこういったガジェットの人気は衰えないようで、2019年になっても「メガドライブミニ」や「Capcom Home Arcade」なんかが話題にのぼる。プレステミニとかいうのもあったな…。

転売ヤーが買い占めてしまって買えなかったり、買ったはいいけどインテリアにしてしまった(それはそれで価値があるが…)りで、なかなか手が出ない人もいると思う。

そこで、Raspberry Pi に2018年4月に 4.4 が出た RetroPie を入れて遊んでみる。

(追記)ナイスなパッドがあったので合わせて紹介

パッド難民のオールドゲーマーは8BitDo M30を買え【マジで】

必要なもの

  1. 親機
  2. Raspberry Pi 3(3+推奨)
  3. MicroSD(16GB以上推奨)
  4. ACアダプタ(2.5A推奨)
  5. HDMIケーブル
  6. USBコントローラ
  7. LANケーブル

microSDに書き込むのに、リーダー&ライターがあるといい。もともとPCに付いていれば不要だ。エントリークラス以上のノートPCなら大体付いている。

ダウンロード

公式サイトからOSイメージをダウンロード。

https://retropie.org.uk/download/

ダウンロードしたアーカイブを展開するとimgファイルになる。gzで圧縮されているのでWindows標準だと展開できないかも。7-zipなどを使う。

「retropie-4.4-rpi2_rpi3.img」をSDカードに書き込む。

SDカードへの書き込みには Etcher を使用する。

https://www.balena.io/etcher/

Windows環境なら Win32DiskImager でもいい。慣れている方で。

https://sourceforge.net/projects/win32diskimager/

SDカードの内容はもちろん上書きされるので注意。

Etcher を使った手順。

イメージを選択、ライティング先を選択、Flashボタンを押す。これだけだ。

ファイルシステムが違うので Windows から見るとディスク使用量がおかしく見えるかもしれないが大丈夫。

インストール

インストール手順(公式)

https://retropie.org.uk/docs/First-Installation/

OSイメージを焼き込んだmicroSDをRaspberryPiに差し込み、各種ケーブルをつなげ、最後に電源を入れる。

電源入れると起動し始めちゃうからね。

Emulation Stationの画面が表示されれば一安心。少し待つとインストール(というか初回セットアップ)が実行される。

1ページあたりの制限にひっかかってしまいました(ヽ´ω`)

Raspberry Pi 3 & 4 に RetroPie を入れて遊ぶ(中編)

Raspberry Pi 3 & 4 に RetroPie を入れて遊ぶ(後編)

Raspberry Pi 3 & 4 に RetroPie を入れて遊ぶ(前編)

Raspberry Pi 3 & 4 に RetroPie を入れて遊ぶ(中編)

インストールとセットアップまで実施した。
さらに完成度を上げてみる。

レトロゲーっぽいパッドたち

どうせやるならパッドにもこだわってみよう。
Bluetoothパッドの設定はメニューから行える。

パッド難民のオールドゲーマーは8BitDo M30を買え【マジで】

レトロゲーっぽいケースたち

さらにケースにもこだわってみる。
こういうの使えば完全にミニスーファミやメガドライブミニ。テンション上がるぜー。

電源はACアダプタからとってもいいし、ディスプレイにUSBポートがあればそこからとることもできる。

Raspberry Pi 3 & 4 に RetroPie を入れて遊ぶ(中編)

Raspberry Pi 3 & 4 に RetroPie を入れて遊ぶ(前編)

1ページあたりの制限にひっかかってしまいました(ヽ´ω`)

前回、インストールまでやった。

パッド設定

ここからはパッドでセットアップしていく。

画面に「1 GamePad Detected」と出ていれば、USBパッドが認識されている。

「Aボタン」として使うボタンを長押しすると、そのパッドのキーコンフィグが開始される。

画面の指示に従ってキーコンフィグを行っていく。

基本的に「Select + Start」でメニュー画面に戻れるので覚えておこう。

wifi設定

LANケーブルをさせばとりあえずネットワークにつなげることができるが、できるだけケーブル類は取り外したい。というわけで、無線環境があるなら wifi の設定をしておく。

レッツプレイ

有志が作成したROMイメージで遊んでみる。

もし自分で手持ちのゲームのROMイメージを吸い出せるなら、それでもいい。

D+Pad Hero

https://dpadhero.com/Download.html

※こういった活動をバックアップするためにも、気に入ったら寄付(donate)しよう!

また、同人ソフトという手もある。すばらしい。

https://anayasoft.booth.pm/items/961833

入手したROMイメージを RetroPie の Rom フォルダに追加する。

方法はいろいろあるが、手っ取り早いのはファイル共有を利用することだ。

\\retropie\

にアクセスし、ROMイメージを /roms/nes/ にコピーする。

RetroPie を再起動すると、メニューに「NES」の「D+Pad Hero」が追加される。

いわゆる音ゲーだ。

DaftPunkの「harder better faster stronger」やりたかったけど全然クリアできねーわ。

それっぽくしてみる

手持ちの小型ディスプレイを設置してネオジオミニみたいにする。

PC用のスティックにはあんまりいいのがない。

どうせならこのクラスのほうが満足度は高いかもしれない。

いわゆるRAP。のサイレント仕様。

Steamの格ゲーで愛用しているが、ガチャガチャうるさくないので非常におすすめ。

 

ゲーセンの筐体を作った人たちもいるようだ。こういうのホント羨ましい。

ラズパイをアーケード筐体に入れよう

完全コードレスにしてみる

2A以上給電できるモバイルバッテリーがあれば、電源ケーブルすら外すことができる。2.4A出ればなおいい。

パッドを 2.4GHz無線仕様 か BlueTooth にすれば完全ワイヤレスも可能だ。

3Dプリンタやダンボールでそれっぽいケースを作り、ディスプレイとパッドを組み込めば、ゲームボーイやゲームギアみたいなハンドヘルドも作れる。

【2019版】Raspberry Pi 3 に RetroPie を入れて遊ぶ(後編)

ついに技適対応の Raspberry Pi 4 が販売スタート

やったー!!

Raspberry Pi 4 先行予約販売のご案内

https://raspberry-pi.ksyic.com/news/page/nwp.id/86

一応購入トライする予定だけど、前回サーバ落ちた(?)からな~

ケースはこういうのを調達予定である。

Raspberry Pi 3b+ セットがセール中

ラズパイ3b+がセール中だったのでシェアしておく。

  • Raspberry Pi 3b+ ¥5500
  • ケース ¥1000
  • Micro SD HC 32G ¥1000
  • SDカードリーダー ¥500
  • 5V/3A電源(スイッチ付き) ¥1500
  • ヒートシンク ¥500
  • HDMIケーブル ¥500

バラバラに買うと大体1万くらいのセットになる。

¥800オフクーポンも付いてる。

とくにスイッチ付きの 5V / 3A 電源はうれしい。

オアアーッ!?「Raspberry Pi 3 Model A+」発表

久々に Raspberry Pi の話題。「Raspberry Pi 3 Model A+」が発表された。

「Raspberry Pi 3 Model A+」発表。小型低価格なAシリーズの新モデル、CPU強化にWiFi対応
https://japanese.engadget.com/2018/11/16/raspberry-pi-3-model-a-a-cpu-wifi/

現行の Model A から比較すると、

  • CPUスペックアップ(BCM2837B0 1.4GHzクアッドコア)※Model Bと同じ
  • 無線LAN対応(802.11 b/g/n/ac)
  • Bluetooth 4.2対応

ということでかなりのスペックアップになる。

一方、 Model B と比較すると、

  • 安い(23ポンド)
  • CPUは同じ
  • 電源も同じ(5V 2.5A)
  • メモリが半分(1GB→512MB)
  • USB2.0が1ポートに減

Model B よりスペック的には劣るが、小型で値段が安い、という点がアドバンテージになる。
Model A が23ポンド、Model B が32ポンド。
Model B が実売 5,000 円程度なのを考えると、大体 3,500 円くらいかねぇ。

オアアーッ!! Raspberry Pi 3 Model B+ 発表!

RASPBERRY PI 3 MODEL B+ ON SALE NOW AT $35

Raspberry Pi 3 Model B+ on sale now at $35

そろそろ Raspberry Pi 4 くるか!? と思ってたら、3B+ が来ましたねー。

大きさはそのままに(→ケース類はそのまま使える)

  1. CPUクロック数アップ(1.2GHz→1.4GHz ARM Cortex-A53 CPU)
    →付随して電源品質と熱対策向上
  2. 無線LAN デュアルバンド 2.4GHz+5GHz 対応
  3. 有線LAN 1Gbps対応(ただしUSB2.0ベースなので、理論値300Mbps)
  4. Bluetooth4.2対応

という感じらしい。
電源は相変わらず 2.5A 以上推奨とのこと。

現状持ってる人が買い直すほどの変更点はなさそうだけど、これから始める人にはいいね!!

日本では RSコンポーネンツ さんが取り扱うみたいだけど、技適マークの取得に毎回手間取るので、堂々と使えるのはまだまだ先になりそう。

RetroPie のエミュレーション精度が向上するかも・・・?