KDEの「重い」という印象から敬遠してたけど、ちょっと試してみたらすっかり気に入ってメインのLinuxディストリビューションとなっている。
Kubuntu 20.04 LTS(Focal Fossa)
”デフォルトではシンプルで、必要なときに強力”な kubuntu のLTSが2年ぶりにリリースされた。
ざっくり変更点は以下。
- コアパッケージの更新
- Linuxカーネル5.4ベース
- デスクトップ環境が KDE Plasma 5.18 LTS に
- 音楽再生ソフトのデフォルトが Elisa から Cantata に
- メーラーのデフォルトが kmail から Thunderbird に
- その他のアプリケーションアップデート
順当なアップデートという感じ。
やはり Kubuntu としては最大の関心事は KDE Plasma 5.18 であろう。
KDE Plasma 5.18 LTS
- 絵文字ファインダー追加(Win+ピリオド)
- GTKアプリケーションのサポート強化(KDEの外観を可能な限り引き継ぐ)
- ナイトカラー機能追加(なかったっけ??)
- 通知機能強化1:Bluetoothデバイスの電力不足を通知
- 通知機能強化2:ダウンロードしたファイルへのアクセスを追加
- システム設定の機能強化
- アプリケーションスタイルのカスタマイズ
- ウィンドウアニメーション効果のカスタマイズ
一般ユーザとして気になるところは外観スタイルのカスタマイズが強化されたところか。
Windows 9Xスタイルを適用することで、昔のWindowsにもかなり近づけることができるようになった。(ニーズはともかく…)
見た目と操作感がとってもモダンで、操作してて気持ちいいので、見た目に抵抗がなければぜひ試してみてもらいたい。
ダウンロードしたISOで LiveUSB を作るのが手っ取り早い。
ソフトとしては Rufus がある。ありがたく使わせて頂こう。